研磨材

アルミナ

アルミナはアルミニウムと酸素の化合物で、一般的には酸化アルミニウムと呼ばれている。

高純度で寸法精度の良い高密度焼結体を比較的容易に製造できるため、セラミックスの中で最も汎用性のある材料の一つ。

研削材等の高強度、高靱性、耐熱衝撃性を求められる分野や、自動車排ガス浄化触媒等の触媒の担体、歯科治療などに利用されている。

小さな球状のガラス。球状形態を利用してソフトな研磨材として金属部品等の表面加工や、プリント回路基板や注射針・各種工業部品の精密加工にも用いられている。

クルミの殻を粉砕したもので、主な樹脂系研磨材よりも硬度は低く、加工物に傷を付けない。バリ取りや研掃用として使用される。

地球内部で生成される天然ダイヤモンドに対して、人工的に作製したもの。

特性は合成方法により異なるが、硬さや熱・電気伝導性、電子移動度が天然のものよりも優れる特性を有する。研磨材、切削工具、ヒートシンク（放熱板）などに使わている。