UV硬化系
UV硬化
UV硬化は次のような段階を経て、硬化する。
(1) 光重合開始剤が紫外線を吸収。
(2) 紫外線を吸収した光重合開始剤は活性化。
(3) 活性化した光重合開始剤は分解等を経てモノマーやオリゴマーなどの樹脂成分に反応。
(4) この反応生成物はさらに、樹脂成分に反応し、連鎖的に反応が進行する。
(5) 3次元的に架橋化反応が進行して分子量が増大し、固体となる(硬化する)。
オリゴマー
一般に,分子量が1万以下の低重合体をいうが,その範囲は明確なものではない。オリゴマーは低分子と高分子の中間の性質をもち,現在までに種々の液状または固体のオリゴマーが合成されている。オリゴマーは塗料,接着剤,潤滑剤,可塑剤,化粧品などの各種用途のほか,合成原料としても使われている。